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BetanewsがXperia X10 mini proを絶賛

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日本でカウントダウンがはじまったSony Ericssonの「Xperia X10」。ご存知のように、Sony Ericssonは2月のバルセロナでクレジットカードサイズのminiとmini proを発表している。

Mwc_day0_142 Sony Ericssonは(おそらくは「iPhone」の影響で)携帯電話が大きくなっているトレンドに対し、ポケットに入るサイズに戻すだけでなく、片手で操作できるサイズにした、とminiを売り込む。実際のところ小型機種への需要がどのぐらいかわたしには予想がつかないが、少なくともBetanewsの記者は「小さいのにユーザビリティはまったく損なわれていない」と高く評価している。

Xperiaの一連のラインはSony Ericssonが数年がかりで取り組んだ成果だという。今年のSony Ericssonは期待できそうだ。

以下は2月のバルセロナでSony Ericssonのナンバー2といわれる上級副社長兼チーフクリエーション責任者、坂口立考氏に聞いた話。

Rikko X10、X10 mini、X10 mini proなどの新製品は水面下で3~5年を構想・準備に要した末の結果であり「やっと間に合った」と坂口氏。

「iPhoneはボタンを押してアクティブに操作するが、(Sony Ericssonは)コミュニケーションが中心。コミュニケーションにこんなやり方があったと思ってもらいたい」。こだわったことはコミュニケーションを通じて独自性を追求すること、と続ける。miniはAndroidのスペックにはなかったがSony Ericssonが提案したという。「市場やオペレータの事情もあるが、日本のユーザーに欲しいと声を上げてほしい」と期待をのぞかせた。

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