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フランスの音楽市場、オンラインが16%増

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フランスの国立レコード出版連合SNEPによると、2007年のフランス音楽市場は前年から17.4%減少し、7億1300万ユーロとなった。このうち、CDなど物理媒体の売り上げは6億6200万ユーロで前年から19.2%減少したのに対し、オンライン(PCと携帯電話)は前年比16.6%増の5080万ユーロ。オンライン増加だが市場全体は縮小という世界のトレンドと同じになった。

オンラインでは、PC経由ではAppleの「iTunes」が60.2%を占め、いまだに市場の牽引役となっていることがわかる。そのほか、「Virgin Mega」が19%、「Fnac」が17.2%。モバイルでは、オペレータSFRが61.1%でトップだった。全体ではiTunes、SFR、Virgin Megaの順。

PCからアクセスするオンラインショップではシングルのダウンロードが人気で、売り上げの44%を占める。携帯電話では41%が着メロ。2008年第1四半期は、シングル全体の売り上げでオンラインが42%を占め、店舗でのCD販売の数字を上回った。

オンラインはそれでも、比率としてみると市場全体の8%を占めるに過ぎない。

なお、違法ダウンロード比率も上昇中。同年、違法ダウンロードは7億曲となり、前年比40%で増加、19曲に1曲が違法ダウンロードという。

オンラインでもCDでも、最も売れたアルバムはMikaです。私もファンなのでうれしい。

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