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SkypeのWiFi電話でのGPL違反ーー上訴とりやめ

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Skypeは一部の国で、Linuxベースの電話に自社VoIPアプリケーションをバンドルして提供しているが、ドイツの裁判所はソースコードを参照できないとして、SkypeをGPLライセンス違反としていた。

Skypeを搭載するWiFi電話とは、SMC Networks製「SMC WSKP100」」。2007年7月のこの判決に対し、今月はじめ、Skypeは上訴をとりやめ、全面的に応じることを明らかにしたようだ。この問題を提起していたGPL ViolationsのWebサイトを見ていると、Skype以外にもいろいろ事例があるようだ。Linux利用で知られるフランスのISP、Free(Iliad)の名前もあった。

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