冬のバーゲンがスタート
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1月10日、“ソルド(Solde)”ことバーゲンがはじまった。
フランスではバーゲンの開始日は政府が定めており、期間のほかにもバーゲンで提供できる品物などいろいろと規則があるそうだ。昨年まで、インターネットサイトでは定められたバーゲン開始日の深夜にバーゲンを開始(つまり、実店舗よりいち早くスタート)していたが、今年は実店舗も仮想店舗も、1月10日の午前8時にスタートとなった。オンラインショッピングは年末のショッピングシーズンでも順調に利用を増加させたようだが、冬のバーゲンではどのくらい利用されるのだろうか。
ところで小売店といえば、今年1月1日より、TVでの広告配信が許可された。これまでは、スーパー/ハイパーマーケット、デパートがTVで広告を打つことは禁止されていた。理由は、個人経営など小規模小売店の保護と新聞など印刷物の広告収益の保護のため。2005年の小売店の広告市場は23億ユーロ。うち38%が印刷物、34%がラジオだったという。今年はTV配信が解禁になったこともあり、この数字が増加することが見込まれているという。
そういえば、TVではCMが始まる前と終わる後に広告であることを示す短い画像が表示されるが、これも規制だろう。規制の厳しさには相変わらず驚く。
TV広告といえば、フランスに来た当初、高級ブランドの有名な香水のTV CMを見て、フランスだなあ、と実感したものだ。逆に日本に来たことがあるという友人は、病院が広告看板を出しているのに驚いていた。
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