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「デイヴィッド・オグルヴィ 広告を変えた男」を読む

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ケネス・ローマン著、山内あゆ子訳、海と月社の「デイヴィッド・オグルヴィ 広告を変えた男」を読む。466ページ、2000円。

強烈な個性で広告業界を根底から作り変えた男の伝記である。長いが帯から紹介を引用する。

天才の名をほしいままにし、今も広告史に燦然と輝く「キング」 デイヴィッド・オグルヴィ。スコットランド出身。美男子。 オックスフォード大学中退。 コック見習い 訪問販売員、調査研究所員、スパイ、農夫を経て、 30代でマディソン・アベニューに乗り込む・・・ 広告史に残るキャンペーンを次々と繰り出し、 「世界でもっとも著名な広告人」となった男の、 強烈な才能と成功の秘密、そして意外な素顔に迫った渾身の一冊。 ビジネスと人生を愛するすべての人に・・・・。

とにかくすごい男だ。昨年亡くなったSteve JobsがPCと音楽業界を変えた男ならば、オグルヴィは広告という概念を変えてしまった。特に前半のイギリスでの生い立ちや職業の変遷からニューヨークに渡ってからの行動力とアイディアはそこだけでも面白い映画が作れるだけのネタに溢れている。行動力だけでなくとてもマメな男で膨大なメモと手紙を残している。それをケネス・ローマンが丹念に取材して伝記にまとめた。広告業界の人だけでなく多くの人が読んで面白く感動させられる。「A Business Week Best Book of 2009」にも選ばれた話題の書だ。

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