二時間の攻防！受験生でも子供は子供なんだぞ

Ｏｈ！受験

あっと言う間に６月になってしまいました。色々な本、ネット、そして塾のセミナーなどでは、夏休みが最大の山場だ！夏休みで差がつく！夏休みで伸びないと終わりだ！などと言っています。あああ・・去年以上に夏休みが勉強なのかと思うと父親の私でさえブルーな気持ちになってしまいますよ。勉強時間も日増しに多くなってきており、ちょっと心配です。長時間学習＝学力向上であれば頑張らせますが、そんな訳はありませんしね。この前も仕事を終えて０時近くに帰宅したら、子供部屋の明かりが点いていました。”ええーーまだやってるんだ！”っと声をかけようとドアを開けたら・・・どよ～んとした雰囲気が充満し、娘は机に向かって固まっており、妻は座りながらそっぽを向いていて、険悪な感じです。どうも算数で何度やっても解けない問題があり、かれこれ２時間以上1問に時間かけているとの事でした。”根競べじゃないんだからさあ、もうそれは諦めてやめたら”っと言ったらさいご！妻のマシンガン愚痴攻撃と、娘の”だっておかあさんが解けるはずだから、解くまで寝させないだって”との逆切れ攻撃です。娘に”じゃあ２時間どう考えてたの？”って聞いたら”お地蔵さんしてた”（固まって何もしてなかった）と言い出す始末、あまりに”二時間お地蔵さんかよ”との回答に妻も笑い出し、それがきっかけで妻Ｖｓ娘の戦いは終わりました。産業の空洞化”や”100cc+10L+100Cm3=ＸＸＸdl”等難しい問題を簡単に解いていても”お地蔵さんしてた”って、いかにも子供っぽい感じで内心ほっとしちゃいました。それにしても２時間机に座っている娘の根性にちょっと将来不安も感じます。子供の解った！ぐらい怪しいものはありません。根気良くどうやって問題を解いていったのかを聞いてあげないと駄目ですね！難問であっても、少しづつ自分の理解できる方向に分解して解く癖を身に付けてあげるのが大切だと思います。それが一番難しい事だと身にしみます！（内心、俺は塾の先生じゃあなんだからさあ・・）そして食卓に遅い夕食を食べようと入ったら皆の食べた食器がそのままに・・・なんと私が寝れたのは２時過ぎ結局、最後は私一人が何か損した感じです！勉強と共にきっと私は手荒れになると思います。とほほほほ・・・・でも我が子だと親は何でも頑張れるんだなあって感じますね！！　頑張ろう受験生を持つおとうさん。