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バック・イン・ザ・CCCD

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 ビデオiPodはApple Storeから届くのがかなり遅いことが判明したので いったんキャンセルし、3000円商品券+文字入れ付きで再オーダー。こいつとビデオエンコーダーを1個注文したのが届いた後でレポートします。それと、60Gから30Gにダウングレード。差額でshuffleを買うことにしました。

 で、本日のテーマ。ポール・マッカートニーの最新シングル“Fine Line”はジョン・レノン/リンゴ・スターの「グッドナイト・ウイーン」を思わせるピアノの連打で始まる爽快なロックですが、日本で売られているMaxiシングルCDは、なんとCCCDしかありません。アルバムの“Chaos And Creation In The Backyard”のほうは、通常CD盤がある(米国版)ので、当然ながらそちらを買ったのですが、シングル盤は回避策がなく、やむなくCCCD盤を購入しました。Macだとプロテクトが動作しないことが多いので、そのチャンスにかけてみることにしたのです。

 試してみましたが、アウトでした。ボリュームに楽曲のAIFFファイルは現れず、Windows版プレーヤーソフトと、今回はなんとMac版プレーヤーソフトが付属してきています。MacPlayerという名前で起動するソフト名はCDSPlayer。プレイリスト機能なんかもありますが、たった3曲でどうしろというのか>プレイリスト。

 まず感動したのは、Macがプロテクトに値するものと認められたことですかね。ボリューム表示からもちゃんと隠してるし。ちゃんと「保護者」としての仕事をしていらっしゃる。パチパチ。こんなことやるヒマあるんなら、早くiTMSに全曲登録してね>EMI & MPL。

 というわけで、iPodやiTunesで聞きたい人は、Audio Hijack Proなどのサウンドルーティングソフトを使って私的複製するといいでしょう。このソフトはラジオ録音とかいろいろと便利なので、ぜひ導入をお勧めします。

 でも、念のためにもう一度マウントしてみたら、今度はちゃんと楽曲のボリュームが見えて、ちゃんとiTunesでリッピングできました。CCCDにもう一度戻ってみろ、というポールのメッセージが、この「バック・イン・ザ・CCCD」というタイトルに込められているのですね。ハハハ。

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