出張はLCC、Uber、Airbnbを使い、経費アプリのConcurで清算するのかな・・・

» 2014/07/31

出張どうします？

＜出所：ギガオム＞

米国では広い意味でのスマート機器との競争により社員の給与が次第に下がる中、当然、企業もコスト削減には熱心です。処が今後は出張も安上がりに済ます時代が来そうです。シェア―の経済の白タクUber、民宿のAirbnbが経費精算アプリのConcurと提携しました。UberやAirbnbの電子リシートを経費精算アプリのConcurにコピーすれば、出張清算が終わります。これに格安航空のＬＣＣ利用を含めれば、出張旅費が相当浮きますね。

こう言った動きには二通りの反応が出て来ると思われます。

■ 賛成派

スタートアップ企業の経営者などは、「これで出張経費が大幅に減る。少ない予算で一杯出張できる」と喜ぶでしょう。一部の社員も「これが新しい時代の質素倹約なんだ」と納得するかもしれません。日本でも平安貴族に代り、新しい武士の世界が登場した時には「つつましやかな生活、質実剛健」が尊ばれました。

■ 反対派

「出張は見えを張ってでも一流ホテルに泊まるべきだ」「でないと取引先に舐められる」と考える経営者や社員もまた大勢います。古い工業社会派はこう考えるでしょう。

ＩＴ部門が得意な主張が応用される可能性もあります。「安全や管理をどうするんだ！！」「民宿や白タクで大丈夫なのか？」

また経済学者の一部は経済停滞を嘆くでしょう・・・

「ホテル業界やタクシー業界が創造的に破壊されるではないか？」「これで経済は成長するのか？」「　まるでかつての音楽業界とアップルの業界縮小への動きだ。」トーマスピケティさんが「２１世紀の資本論」の続編に書くかもしれません。

いずれにしても出張はLCC、Uber、Airbnbで出張し、経費アプリのConcurで清算する新しい時代、シェアの経済で節約する時代が来そうです。さてどうなるのでしょうか？

‐

コンカーアプリです。今後はこれで出張清算するのでしょうか？