スマート革命とスマートテレビ、さらば専用ゲーム機を宣言したマイクロソフトのXboxOneは、幻のアップルテレビに勝てるか！！？

＜序文＞

　2013年５月２１日、ワシントン州レドモンドのマイクロソフト本社において新型ゲーム機「XboxOne」が7年ぶりに発表されました。プレゼンテーションの前半はインターネットテレビ、音楽のストリーミング、スカイプなどのテレビ電話などの娯楽ビジネスに費やされ、後半になって初めてゲームの話が出て来ました。ゲーム機と言うよりはホームエンターテインメントの専用機と言ったイメージです。2013年中に販売されます。

CATVのCOMCASTの番組を使ってフル装備されたキネクトのボイスコントロールによるスマートテレビ操作デモが行われています。

マイクロソフトは明らかにXboxOneをスマートテレビとして売り出しています。

詳細は６月のゲームの祭典であるＥ３で待ちですが、「XboxOne」は2013年秋以降に出て来ると見られている本格版アップルテレビの有力な対抗馬と言われています。

＜出所：テッククランチ＞

                   

                            

               

＜出所：readwriteweb＞

★★Microsoft's Xbox One: The details 

★★　Xbox One vs. PlayStation 4

★★Microsoftが新世代Xboxとして「Xbox One」を発表、2013年内に発売へ

★★Microsoftの新Xbox Oneはオールインワンのホーム・エンタテインメント・システム―ネット常時接続は要求せず

Remedy Entertainmentが発表した実写と一体化したゲームのビデオクリップ

Quantum Break (動画）

Xbox One - EA Sports Announcements動画

   ＜出所：ＣＮＥＴ＞

＜ハードウエア仕様はPS4と変わらず＞

　「XboxOne」も先に発表されたソニーのPS4も共にＡＭＤ製のＣＰＵを活用するなどハードウエア的にはほとんど変わりません。「XboxOne」にはWindows8の特別版が搭載されていると言う見方がありますが、詳細は不明です。3個の別々のＯＳが載るのでしょうか？

違いがあるとすれば「XboxOne」にはキネクトがフル装備されている点位でしょうか？

任天堂のWiiUもソニーのPS4もスマートテレビ要素を取り込もうと必死ですが、この点に関しては世界80以上のテレビ放送とタイアップしている、音声やゼスチャー操作でスマートテレビを操作する「XboxOne」に一日の長があります。「XboxOne」は既にゲーム機から抜け出しているイメージです。明らかにスマート革命への適合度が優ってますね。

＜予想されるアップルテレビとの違い＞

　発表内容を見ていて筆者が「おや？」と思ったのは、「XboxOne」はテレビを見ている時に同時にスカイプが同じテレビ画面で楽しめる点です。これはパナソニックやＬＧなどのスマートテレビには無かった点ですね。

しかし恐らくアップルならばスカイプに相当する仕組み（例えばフェースタイム）を第二画面の方（iPhoneやiPadなど）に配置すると思われます。マイクロソフトのスマートグラスと呼ばれる二画面方式におけるアプリの配置のコンセプトが少し曖昧な気がします。

　　　テレビを見ながら、ゲームを楽しみながら同時にスカイプを楽しむ様子

　　　パーテイションで区切られている。

  メイ

　　　　＜出所：ｉｔｍｅｄｉａ　＞

＜「XboxOne」のテレビ版、XboxTVは将来、出るのか？＞

　「XboxOne」の発表に際し、ゲームに興味が無い層に対する「XboxOne」のテレビ特化版＝XboxTV登場の噂がありました。しかし今回は登場せず、様子を見てどうするか決めるのでしょう。

またスマートテレビが面白くなってきました。