スマート革命と待ち受け画面、フェースブックホームの失敗を尻目にカカオトークの待ち受け画面は韓国では二週間弱で百万アプリダウンロード達成!!
<序文>
フェースブックの待ち受け画面、フェースブックホームとHTCファーストと命名されたフェースブックフォンは、欧州展開が無期限延期となった結果、その第一弾が失敗である事が明らかになっています。一方韓国のカカオトーク(参加者数九千万人、LINEのライラルサービス)は待ち受け画面のKakaoHomeを5月14日に韓国内でリリースし二週間弱で百万ダウンロードを成し遂げました。待ち受け画面アプリの百万ダウンロードに4週間かかったフェースブックホームに比べてこちらは大成功のようです。
ダウンロード数は最初の50万本が9日、次の50万本が4日とアプリの人気がウナギ登りです。
グーグルプレイにおけるフェースブックホームの評価が平均で2.3だったのと比較してKakaoHomeの評価は平均で4.1と高い評価です。
韓国のスマートフォンの90%に導入されているカカオトークのアプリですが、早晩、カカオトークの待ち受け画面アプリのKakaoHomeに代替されそうです。
早晩、日本国内にも登場すると思われます。OTTメッセージサービス・アプリの世界で待ち受け画面アプリは流行するでしょうか?
★★Korea’s KakaoHome passes 1 million downloads after doubling user base in 4 days
ユーザー レビュー
<出所:グーグルプレイ>
<カカオホームの人気の秘密>
カカオホームはカカオトーク、カカオストーリー、カカオゲームからの通知を1度に受けられ、カカオトークに対するメッセージはカカオトークのアプリに行かなくても返答が出来ます。また時計や天気などの様々なウイジェットが整っています。一言で言えばアプリ間連動が優れていると言う事でしょう。
一方フェースブックホームに対してはホームアプリの上に様々な仕組みを詰め込み過ぎと言う批判が有りました。これはフェースブックのその上に何でも載せるプラットフォームの発想で待ち受け画面を作っており、アプリ作りの発想では無いと言う指摘です。フェースブックは相変わらずアプリ軽視から抜け出せていないと言う批判です。
★★ Facebook Home And Windows Phone Are Making The Same Apps-Related Misstep
<コミュニケーション領域の争いに絡むか待ち受け画面>
さてカカオトークが待ち受け画面アプリを韓国内で成功させたとなれば、当然、日本やグローバルにも待ち受け画面が注目されます。またフェースブックは待ち受け画面アプリ=フェースブックホームを作りなおすと宣言しており、恐らく成功するまで続けるでしょう。
そうなればWhatsappやWechat、日本のLINEなどに待ち受け画面が波及するかどうかが次の焦点ですね。