日本で一番「Twitter」をググっている場所は……
先日リリースされた、Google の新サービス"Google Insights for Search"がなかなか面白いです:
■ Google検索を分析、Google Insights登場 - Google Trends後継 (マイコミジャーナル)
Google を通じて行われた検索行為の統計データを、地域や時間などの視点を入れて簡単に分析できるというサービス。記事の通り、以前からある Google Trendsの後続サービスなのですが、いくつか新機能が追加されています。個人的に気に入ったのは、どの地域から検索されているかを地図上にプロットしてくれる機能。例えばこんな風に、"Twitter"の過去1年間の検索状況を見てみると:
まだまだ全国区ではなく、ほとんど検索されていない地域(青色が濃ければ濃いほど検索回数が高いことを示す)が結構あることが分かります。しかし大都市がある地域に限定されているかというと、そうでもなさそう。実際、ご覧の通り地図上で一番色が濃い地域=1位だった地域は東京ではなく、群馬でした(東京は茨城に次ぐ3位)。何か群馬限定で、人気の起爆剤になるような出来事があったのでしょうか?
そしてこちらは、最近 Twitter の対抗馬として日本人 Twitter ユーザーの間で取りざたされている"Wassr"で検索した結果(期間は同じく過去1年間):
おっと、やはりまだ登場したばかりということで、東京からしか検索されていませんね。今後この地図がどう変化していくかに注目です。ちなみに上記の分析結果は、以下のリンクで実物を確認できます:
■ Google Insights for Search - Search Volume: twitter vs. wassr - Japan, Last 12 months
まぁ Google Trends でも検索されている場所の確認ができたのですが、こうやって地図上にプロットされることで、かなり理解しやすくなります。地域的な温度差の有無を一目で理解できるので、これまでの「時間」という軸に加え「空間」の広がりを把握するのが楽になりそう。もちろん複数のキーワードを同時に比較分析することも可能なので、上記のように類似サービスを対決させてみても面白いですよ。
ということで、夢の対決!?ITmedia vs. CNET で分析してみました。気になる結果はこちら:
■ Google Insights for Search - Search Volume: itmedia アイティメディア vs. cnet シーネット - Japan, Last 12 months
おお、我らが ITmedia、さすがに全国区の知名度!