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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

考えることは時には考えもの?

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More Intelligent Lifeというオンライン雑誌の最新号に、"Thinking can be a bad idea"というタイトルの記事をみかけた。

あまり考えすぎるとかえって望ましくない結果がうまれる、あまりに多くの情報がありすぎると、かえってよい決断を下す邪魔になる可能性がある。なので、時には考えないということも大事、ということ。

この記事を読んで、先日読み終えた鈴木大拙の「無心ということ」という本を思い出した。

思考から自らを解き放した状態、それをこの本では「無心」という言葉で表現している。70年以上も前に書かれたこの本に、現代社会がようやく追いついたようだ。

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