ヤフー・ジャパンの行方
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ウォールストリートジャーナル1月27日付けの記事によると、米国Yahooとヤフー・ジャパンの間で持ち株の売却方法を協議中だとの事。
米国Yahoo!は、ヤフー・ジャパン株の35%、60億ドル(約4660億円)相当を保有している。直近四半期の業績は、ヤフー・ジャパンが前年同期比2.7%の増益だったのに対し、米Yahoo!は5.1%の減益。自社の業績不振を穴埋めするために、日本や中国の関連会社の持ち株を売れという投資家のプレッシャーは小さくないのだろう。
ヤフー・ジャパンの筆頭株主であるソフトバンクはヤフー・ジャパン株の42%を保有しているが、これ以上持分を増やす意図はないという。さて、誰の手に渡るのだろう?
それにしても、一時的なキャピタルゲインを得るために、業績好調な関連会社の株を一挙に売ってしまうなんてもったいない、ちょっと短視眼的過ぎない?と思うのだが、それだけ米国ヤフーの事態は深刻なのだろう。
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