オルタナティブ・ブログ > 佐川明美の「シアトルより愛を込めて」 >

元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

「能力を無駄遣いする国:ニッポン」と言われて、その「能力」とは何かを考える...

»

エコノミストの最新号の記事。英語のタイトルは、"Land of the Wasted Talent"。無駄使いされている能力とは......他でもない、女性のこと。記事のサブタイトルは、"Japanese firms face a demographic catastrophe.  The solution is to treat women better" (日本企業は人口動態的に危機に瀕している。解決策は、女性の活用を改善すること)とのこと。

"Japanese firms are careful to recycle paper but careless about wasting female talent."(日本の企業は紙のリサイクルには熱心だが、女性の能力の無駄遣いには関心が疎い。)と、これまた手厳しい。

このような批判はこれまでもいろいろなされてきたし、その結果今に至っているのだし、それ自体はあまり新鮮味はないのだが、ちょっと目を惹いたのは、記事で紹介されているゴールドマン・サックスの調査結果だった。

Goldman Sachs estimates that if Japan made better use of its educated women, it would add 8.2m brains to the workforce and expand the economy by 15%—equivalent to about twice the size of the country’s motor industry.

(ゴールドマン・サックスは、もし日本が高学歴の女性をより良く活用したならば、820万人もの頭脳労働者が増え、その経済規模を15%拡大できる--その拡大規模は、日本の自動車産業の2倍の規模にあたる。)

国の行政機関や個々の企業は、この調査結果をどのように受け止め、どのような行動に出るのだろう?一方で、「無駄遣いされている」当の女性労働者は、どのような反応を示すのだろう?貴女は、何をしますか?

Comment(2)

コメント

丸山 健

以前小生が、どうしようかなと頭にとめていた報告書がこのリンクです。⇒http://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/11j069.pdf
いわゆるジェンダーイニシアチブをそれぞれの立場で進めていくしか、方法はないんだろうなというのが、小生の感想です。あんまりかっこいい話ではありませんが・・・

丸山さん、
コメントありがとうございます。
よく働きかつ優秀な女性の部下、同僚、上司を持つ男性が一人でも多く、問題意識を高めていってくださることを期待しています。こういう記事をブログで紹介するのも、それが理由です。

コメントを投稿する