日本のメディアは福島原発行動隊を無視しているのですか?
今日久しぶりに"Fukushima Daiichi"という言葉をラジオで耳にした。NPR(National Public Radio)の夕方の番組。短いプログラムだが、"Skilled Veterans Corps for Fukushima "のことを取り上げていた。
Kazuko Sasaki, a 72-year-old grandmother, is one of those ready to serve.
"My generation built these nuclear plants. So we have to take responsibility for them. We can't dump this on the next generation," she says.ボランティアの一人、72歳のササキカズコさんいわく、「私の世代が原発を作りました。ですからこの責任を負わねばなりません。私たちが次の世代にこれを放り投げる訳にはいきません。」
Skilled Veterans Corps for Fukushimaとは、一般社団法人「福島原発行動隊」の英語名。そのホームページは原則として60歳以上の人に、下記のように呼びかけている。
身体の面でも生活の面でも放射能被曝の害が少なく、しかもこれまで能力を蓄積してきた退役者たちが力を振り絞って、若い世代の被曝を少しでも減少するよう力を出しましょう。まず、私たち自身がこの仕事を担う意志のあることを表明します。そして退役した元技能者・技術者の行動隊を受け入れる国の体制を整備することを政府に提案します。
福島原発行動隊を、海外のメディアは絶賛しているにも関わらず、日本のメディアは無視している、とNPRはいう。
確かに、BBC、Gardian、NY Times、CNNといったサイトでは、理事長の山田恭暉氏にインタビューしたりした、独自の記事が見つかった。一方、朝日、読売、日経新聞では、時事通信記事の転載は見つかったものの、各紙独自の記事は見当たらなかった。
NPRのコメントは正しいですか?