ライセンスプレート認識カメラが大活躍！

車のライセンスプレート認識カメラ（License Plate Recognition = LPR camera)なるものがあるそうな。

パトカーのてっぺんに設置されたLPRカメラは、走行中に出合った車のライセンスプレートを自動的にスキャンする。もしそれが盗難車だったりすると、ドライバーの警官に「要注意車発見」というメッセージを送る、というものだ。

一時間に1,000台もの車を認識する。複数車線もまたいでスキャンでき、昼でも夜でもOK。スキャンしてからメッセージを送るまでの時間は1秒かからないという。

シアトル市内での車の盗難は年間9,000台を超える。LPR カメラの導入で、盗難車の発見率の上昇および発見までの日数の短縮化、そしてひいては盗難件数の減少を目指しているという。このLPRカメラ、盗難車の発見だけでなく、行方不明の幼児の発見にも一役買ったとのこと。

これは大変便利！と思う反面、いつかは衛星を用いて、世界中の車の行程をすべてモニターする、なんて時代が来るのかと考えると、ちょっと恐ろしい、と思った次第、です。