映画製作をマイクロファイナンスするのはいかが?
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今夜は第83回アカデミー賞授賞式。先ほどまでテレビを観ていた。今年の最優秀作品賞は、"King's Speech"だった。DVDが出たら早速観てみたい。
プログラムも凝っているし、会場に集まった女優さんたちのいでたちも豪華だが、米国の映画産業自体は成熟産業みたい。チケットの売上は、2002年の記録をいまだ更新できていないようだ。
ライオンでおなじみのMGMが去年チャプター11を申請し、ジェームズ・ボンドシリーズの最新作もキャンセルされたというニュースを聞いたときは、とってもがっかりしてしまった。今年に入って$500 Mil. のline of credit(与信と訳せばいいのかしら?)を得て、一時棚上げにされていたボンドシリーズ第23弾も、来年末までには公開されるということで、ちょっとほっとしたけど。
映画は当たり外れが大きいから、資金調達も大変だろう。でも、ボンドシリーズのように根強いファンが存在するのを生かして、マイクロファイナンシングできないのだろうか?
たとえば、ボンド映画の資金を、一口数百ドル程度の株式を発行して募る。株主には興行収益を持株数に応じて分配するの加えて、エキストラで出演するあるいはスターに会うとかの特典を用意する。
憧れのダニエル・クレイグに会えたり、ましてやエキストラでも共演できたりするのだったら、一口参加してもいいな、と思うのだけれど...
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