ヘルス情報ネットワークは便利...
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正月早々に風邪をひいてしまったが、これを機会に、近所の診療所を初めて訪ねることにした。今まで、いわゆる主治医(プライマリーケア ドクター)は特に決めていなかったのだが、これからは定期検診だけでなく、何かあるたびに気軽に相談できるお医者さんが近くにいると心強いかなと思ったため。
今朝は珍しく冷え込んで雪がちらつく中、家から車で5分の診療所に赴いた。必要書類を書き込んで、私の健康保険がちゃんとこの診療所をカバーしていることを確認した後、看護婦さんについていく。
看護婦さんが私の名前と誕生日を入力すると、画面上に、今までかかったお医者さんの名前がずらっと出てきた。去年手術してくれたお医者さんの名前も。この診療所はSwedish Hospital系で、去年手術してくれたのはPolyclinic 。同じ病院ではないにも関わらず、医療ネットワークはちゃんとつながっているらしい。
もちろん、本人の同意を得た上でのデータ共有だけど、実際につながっているところを見るとうれしくなった。
過去いつどこでどんな治療を受けてどんな薬をもらってどんな症状が出たか、いちいち細かく覚えていない。たとえ覚えていても、病院を変わるたびに一から説明し直さなくてはならないのは時間の無駄。私のヘルスデータが確実に蓄積されていくのは安心だ。
住む国が変わっても、こうやってヘルスデータを簡単に共有できるようになるのは、いつの日でしょう。
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