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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

3年ぶりのボンベイ:修復されたタージマハルホテル

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Gateway to India と並んで、ボンベイのランドマークとなっている、タージマハルホテル。

インドがまだイギリスの植民地だった頃、ボンベイで最大のホテルは白人専用だった。タタグループの創立者ジャムセットジ・タタは、その白人専用ホテルの眺めをさえぎり凌駕するような立派な、インド人用のこのホテルを、1903年に建立した。

お昼はこのタージマハルホテルのSea Loungeで楽しんだのだが、うっかりカメラのバッテリーを家においてきてしまった。なので、写真はなし。

警察のバリケードでホテルの周囲の道は封鎖されている。少し先でタクシーを降り、ホテルの裏口まで歩く。海に面した表門も封鎖されているよう。

結局ホテルの敷地の約半分を歩くことになったのだが、かえってその威容を実感した。グレイと白の石で飾られたその外壁は、重厚で、荘厳で、美しい。この建物にはエッフェル塔をしのぐ量の鋼鉄が使われたと、以前どこかで読んだことがある。

裏口には、セキュリティーゲートが設けられ、中に入る人は全員ここを通らねばならない。先日オバマ大統領がボンベイを訪問した際には、このホテル全体が貸切になったらしい。

高級ブティックが並ぶ廊下をへて、正面ロビーに出る。2年前の襲撃の跡形は全くなく、整然とソファーやチェアーが並ぶ。

Sea Loungeは2階。窓から、海岸とGateway to Indiaが見渡せる。観光用のボートも多数浮かんでいる。こんな平和そのものの海岸から、武器を携えたテロリストが攻めてくるなんて、誰が予想したことだろう。

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