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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

売上高3,000億円超の非営利団体

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年末の大掃除。もう着ることもなくなった古い洋服を全部まとめて、近くのGoodwillに持って行った。

シアトルのダウンタウンから少し南に下ったところにあるストアは、並のスーパーマーケットよりずっと大きい。買い物客用の入り口ではなく、寄付をしに来た人用の入り口がどこか、おろおろと探していた。

"Donation Entrance".... 駐車場を左に折れて、2車線の通路が続く。標識に沿って行くと、"Stop"サイン。車を留めると、すぐに担当者の人が数人やって来た。

その手際の良さと、寄付された品物を保管するコンテナーの大きさにちょっと驚いた。「いらないの?Goodwillに持っていけば?」というのが決まり文句になるくらい身近な存在のGoodwillだが、誰がいつ始めたのだろう?ちょっと興味がわいてググッてみた。

Goodwill Industries International, Inc... 1902年、ボストンのメソディスト教会の牧師さんが、裕福な家庭から寄付された古着や家具を、貧しい人たちを集めて修理してもらい、それを売ったり、彼らが使う、という仕組みを考え出したのがその始まり。創立から百年以上がたった今では、世界中で2,400以上のお店が存在し、2009年の収益は$3.7 bil.に上ったという。その収益金のほとんどは、職業訓練などに使われているとのこと。

ビッグに展開する非営利団体から、学べることはいろいろありそう、です。

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