歓迎！太田シアトル総領事

今日は、在シアトル日本国総領事として先月26日に着任された太田清和氏を歓迎するランチョンが開催された。主催はワシントン州日米協会。去年からボードメンバーに加わった関係上、私もこのランチョンに参加してきた。

このような行事に参加する第一の目的は、ほかでもない、Japan in the Schools プログラムのプロモーション。なので、こちらからアピールする前に、総領事が挨拶のスピーチで "I'm especially interested in the Japan in the Schools program." とおっしゃったのには感激した。

米国における日本の相対的経済地位は、特に中国やインドなどの躍進に比べ、明らかに低下傾向にある。一方、アメリカ国民の日本文化に対する関心は、伝統文化やポップカルチャーを含め、逆に高まっているというのが、シアトルに移り住んで15以上になる私の実感。日米の相互理解と友好をミッションに掲げる当協会も、この潮流をくみ取り、ビジネス交流から文化交流へとその焦点を移すべきだと、私は思う。

OINAの元社員の一人も、小学生の時に友人のお母さんが日本のことを紹介してくれたのがきっかけで、日本に留学したという。私の場合、高校生の時AFSでペンシルバニア州に一年間留学したのはとても貴重な経験だった。Japan in the Schoolsプログラムをきっかけに、一人でも多くの子供が日本に対する興味を持ってくれれば、日米両国の相互理解と友好というミッション達成に近づく。

JISの学校訪問を見学されたいと表明された総領事。ご一緒できるのを今から楽しみにしています。