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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

日本の良き理解者と遭遇して

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難波充典在シアトル総領事が日本に帰られることになり、今日は日米協会主催の送別会が催された。2年間、いろいろお世話になった総領事に、心から感謝。

ところで、そのランチョンのテーブルで隣同士になった老紳士と話が弾んだ。私が以前マイクロソフトの日本法人で働いていたというと、「私は弁護士だが、貴女の元雇い主の設立を担当したんだよ。」とのこと。何と、1954年(私が生まれるずっと前です!)から40年もの間、弁護士として一年の半分は日本に住んでおられたという。

名刺をいただいたので、ちょっとググッてみた。グリフィス・ウェイ氏。驚いたことに、日米交流150周年記念の外務大臣による表彰受賞者リストに、ゴルフの青木功、岡本綾子プレーヤーやバイオリニストの五嶋みどりなどと共に、氏の名前が名前が載っている。日本画が大変好きだといわれていたが、氏のコレクションの展覧会が豊橋市で開かれたこともあるよう。

京都では哲学の道が一番好きだと言われた氏の、日本に対する愛着が、言葉の端々から感じられた。氏のような日本の良き理解者を着実に増やす努力を、怠ってはならないと痛感した次第。

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