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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

「渋い」高校生

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今年もSeattle Asian Art Museum に花を生ける番が回ってきた。雨の中そそくさと出かけて、既定の場所に生花を置いていたら.....

一人二人、ノートを片手に持った若い子達が集まってきた。全部で20人ばかり。聞くと、近くのBush High Schoolの生徒たちで、クラスの歴史の授業の一環でミュージアム訪問にやって来たという。そのうちの誰かが質問してきた。答えると、また質問。図らずも彼らを前にミニレクチャーをすることになった。

引率の先生は、日本に滞在した経験があるという。「この子達、ちょうど『渋い』という概念をクラスで学んだばかりなのよ。」とのこと。それは恐れ入りました。

今日の高校生との遭遇、思いがけず花を生けたご褒美をいただいた気分。

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