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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

24時間ビデオで監視される市へようこそ

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シアトルの東、SR520の橋でワシントン湖を渡ると、右(南)側は2,100世帯が住むMedinaという町。ビル・ゲイツがこの町の住人であることはよく知られている。

最近Medinaでは、町のあちこちに監視ビデオが設置された。町に入ってくる全ての車のナンバープレートはことごとくカメラに撮られ、リアルタイムで警察のデータベースと照合されるらしい。その番号が盗難車であったり、殺人容疑者の所有する車だったりしたら、その情報が即座に地元の警察に送られるらしい。

この町で昨年発生した盗みは、11件。町はこれをゼロにするのが目標。治安の改善の方が、プライバシーの保護よりも優先されるべきという決断を、住民が下したのだそうだ。

この町にとてもお気に入りの園芸店がいるのだが、こういう監視をされるのを知った今、ちょっと足が遠のきそう。

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