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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

これは日本はアメリカのまねをしないでほしい:医療保険制度

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救急病院にお世話になった後、病院から請求書が送られて来た。保険で支払われた気配がないので、保険会社に問い合わせた。電話での回答は、本人負担額は$75のみで請求書は後日保険会社から送られてくるから、今回は無視していいという。

一ヶ月ほどして、再び病院から請求書が届いた。再度保険会社に電話すると、本人負担はなく、全額保険がおりるという。またまたこの請求書は無視するようにといわれた。

保険会社のカスタマーサービスの人も、誰のどの費用のどれくらいが保険でカバーされているのか、すぐに答えられない。何度も問い合わせなければいけない、それに対応するためのコストも相当なものだろう。

日本ではあまり取り上げられていないかも知れないが、アメリカでは医療保険制度改革法案の議論がホット。

先進国で唯一国民皆保険が達成されていない国。転職すると医療保険制度も変わり、かかりつけのお医者さんも変えざるを得ないこともあることは先日ふれた。

杞憂だと思いたいが、お願いだから、何でもアメリカの真似をすればいいからと、医療保険制度もアメリカ流にするなんてことはしないでほしい。

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