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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

黒人アーティストとしてのマイケル・ジャクソン

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今朝のシアトルタイムスも、USA Todayも、トップ記事はマイケル・ジャクソンの訃報。

日本ではあまり強調されていないかも知れないが。こちらでは、マイケルは単なるスーパースターではなく、音楽界における人種差別を乗り越えた人物として語られる。

私も少々驚いたのだが、MTVの番組は、以前は白人アーティストで占められていたらしい。マイケルは、スーパーヒット曲"Beat It" や"Billie Jean" で風穴を開け、MTVに堂々と登場する初めての黒人アーティストとなったのだった。(関連記事

これらのシングル曲を収めたアルバム "Thriller" は歴代世界最高の売上枚数を誇る。このくらい桁外れに成功して初めて風穴を開けられたということは、その壁はよっぽど厚かったのだろう。

いろいろ奇行も目立ったマイケルだけと、私なんかには思いもよらない複雑な感情を、子供の頃からずっと抱えていたのかも知れない。

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