二度と同じ花は活けられない
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明日は生花インターナショナルシアトル支部の50周年記念展覧会。メンバーの一人として私も作品を展示することにした。
先週活けた花が気に入っていたので、同じ花器と同じ花材を使い、同じ花を活けようとしたのだが.....
枝ぶりが全く同じものなど存在しない。花も色合いや大きさが全く一緒というのはありえない。それを無視して、先週活けた作品を再現しようとしても、やっぱりうまくいかない。過去は忘れて目の前の花材に集中し、どの線を、どの動きを、どの色を強調すべきかを即興で決めるしかない。
私、子供はいないけれど、これって子供を育てる場合にも多分当てはまるのだろう。お父さんやお兄さんのように育てようとしても、その子の人格や特徴を尊重しなければ、同じように育つ訳がない。
というわけで、上の写真が先週活けたもの。下が今日活けたもの、です。
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