ギリシャ旅行記 5: アテネ空港のミニ博物館
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ギリシャ旅行の最終日。早朝アテネ空港に着き、出発までの一時間ばかりをどう過ごそうかと思っていたら....
出発ロビーの一階上に、空港建設地から出土した土器や彫刻などを常設で展示してあるミニ博物館があった。さすがギリシャ、紀元前2000年頃からすでにこのあたりには人が住みついていたらしい。時代は遡って14世紀頃までの町の変遷を、コンパクトにまとめてくれている。
無料なので出入り自由。旅行の最後の一時、デューティーフリーのお店でお土産をあさるよりずっと充実した一時が過ごせて満足だった。
そういえば、アムステルダムのスキポール空港にも、工事期間限定だったかもしれないがライクスミュージアムの出張展示コーナーがあった。
日本の空の玄関、成田空港にも、こういった展示コーナーがあってもいいのでは。豪華絢爛な内掛けや精巧な陶磁器や漆の器など、日本の美を代表する本物を、乗り継ぎで成田空港に立ち寄っただけの旅客にも見られる場所に設置するなんて、気がきいていると思うのだけれど。観光庁さん、是非検討してください。
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