スパム=不況時に繁盛するもの
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11月15日付けのシアトルタイムズの記事によると、ミネソタ州オースティンにあるスパムメーカー、Hormel Foodsの従業員は、今年7月以降ダブルシフトで週7日休みなく働いているらしい。
スパムメールというIT用語にも派生使用されるようになったスパム(SPAM)は、このHormel Foods の登録商標。 まだ大恐慌から脱しきれぬ1937年に初登場、第二次世界大戦時には大ヒットとなり、以来アメリカの”安上がりな食料”の代名詞になっている。
健康志向の方々からは毛嫌いされるこのスパム。景気が良い時には見向きもされないが、最近のような不景気になると、アメリカ庶民の手はついついスパムの缶に伸びるらしい。
この記事によると、スパムの他にも、パンケーキミックスや、粉末マッシュポテト、果物や野菜のジャム、ビール等の売り上げが伸びているらしい。また、クラフトフーヅは、マカロニ&チーズ、Jell-O、クールエイドが売り上げ好調とのこと。
人間不況だからって食べずには生きていけないもの。日本でも、確か景気が悪くなると、外食が減って自宅でお鍋とかする機会が増えるので、味噌とか醤油とかの売り上げが伸びるって聞いたことがある。今時繁盛する会社を応援しましょ!株も今なら割安かも。
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