まず大事なのは信じること:オバマ陣営リーダーのインタビュー
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オバマ氏の米大統領当選が確定した日の深夜、CBSの" 60 Minutes"というテレビ番組が、オバマキャンペーンを陣頭指揮してきた4人のメンバーをインタビューした。
David Axelrod、David Plouffe、Robert Gibbs、Anita Dunn、大仕事をやり遂げた直後の4人は、疲れと達成感が混じった落ち着きを見せていた。
聞き手が、「ノースカロライナ州とインディアナ州で勝てたのはどうして?」とたずねたのに対し、David Plouffe氏が「第一に、勝てると信じたこと。」と答えていたのが印象に残った。
共和党勢力の強かったこの二つの州だが、勝てると信じて相手を恐れず立ち向かったという。もちろん、草の根運動の拡がりがその基盤にあったのは疑いないと、同氏は加えたが。
確か松下幸之助語録にも、「利益を出したいのですが、難しくって」と相談された時、「まず利益を出したい、出せると思わなあきまへんな」と答えたとあったように記憶している。
優れた戦略が勝利をもたらしたのは間違いないが、まず勝てると、できると信じることが大事、という。この順序が大切なのですね。
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