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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

シアトル探訪 12: シアトルの交通網

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シアトル市内のLake Unionで開催されているボートショウの会場まで、マイカーではなくバスとストリートカーを乗り継いで行った。

去年12月に開通したストリートカーに乗るのは今回が初めてだったが、15分ごとに来るし、中は綺麗でとても快適。バスの乗り換え券が使えるので、自宅からボートショウの会場まで、片道運賃は$1.50だった。少し遠回りだが、抜けるような青空の下、ゆっくりと外の景色を楽しめるし、駐車場を見つける手間は省けるし、ちょっとしたぜいたくな気分を味わった。

シアトルの交通網はバスが中心で、地下鉄はない。近くの島からは、フェリーで通勤する人もいる。バスは日中、市内の特定の区画内は無料になる。ダウンタウンの少し南にオフィスがあった頃は、お昼にポンとバスに乗り、数ブロック先のレストランやストアに気軽に足を運んだりした。

この10年近くで急激に人口が増え、シアトルの交通渋滞はかなりかなりひどくなった。その解決策の一環として、ストリートカーに加え、来年の年末にはダウンタウンと空港を結ぶLight Rail Trainが開通の予定。これで少しは市内の交通渋滞が緩和されるといいのだが。

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