新しいスペース
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2000年に設立したOINAの、Qualcommへの売却が完了したのが昨年12月24日。その後も引継ぎのため時々オフィスに出向いていたが、それもそろそろ今週で終わり…私には子供がいないが、手塩にかけて育てた子がひとり立ちして家を出て行くのを見送る親の気持ちとは多分こんなものだろうと、勝手に実感している。私にとって、ある時代が終わった。
次に何を始めるかはまだ未定。それを見出す前に、まず捨てることから始めた。
- オフィスから自宅に引き上げた荷物を片付けた。
- Dellのデスクトップ、CRTディスプレイ、ネットワーク非対応のプリンターをリサイクルに出した。
- 古くて使わなくなったソフトウェアやいらない本を処分した。
- メールマガジンの登録をすべて解除。
空いたスペース(=空間と時間)が見えてきた。今、ゆっくりとそのスペースを新しいもので埋めようとしている。
- 朝、出社する代わりに家の掃除。以前は週末にしか掃除機をかけていなかった。毎日掃除しているのに、それでも毎日出てくるほこりの量に驚いている。今まで私はどんな汚い家に住んでいたのだろう?
- 毎日届くメールの数は劇的に減った。それを読む代わりに、自分の興味を引くテーマをキーワードにして、ウェブ検索。キーワードのリストからは、”Bluetooth”や”ワイヤレス”は消えて、かわりに”インド、”中国”、”骨董”が仲間入り。
- SE 30以来、約20年ぶりに、家のパソコンがMacに復帰。このブログも、新しいiMacを使って書いている。プリンターはWi-Fi対応。ノートブックPCからもワイヤレスでプリントアウトできるのは便利。
- あいた棚には、本ではなく生け花で使う花器を並べる。結構いかしたインテリアアイテムになるじゃない。
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