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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

日本で学ぶ留学生

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大学生の頃、財団法人母と学生の会が運営する国際女子留学生センターに、一年間お世話になった。先日約20数年ぶりに、京都修学院にある同センターを訪れ、現在の寮生さんとのつかの間の出会いを楽しんだ。そこで、興味本位で日本で学ぶ留学生数を調べてみた。

独立行政法人 日本学生支援機構によれば、2006年の在日留学生数は117,927人。人口127百万人の0.09%にあたる。私がセンターに住んでいた頃1983年の10,428人に比べると11倍に達している。国別では、中国からの留学生が80,592人と圧倒的に多く、何と全体の66%を占める。ついで韓国からの15,606人(13%)。

ちなみに米国で学ぶ留学生数は、2006年で564,744人(Institute of International Education 調べ)。人口306百万人の1.8%にあたる。人口比でもまだ米国が日本の2倍受け入れている。インドからの留学生が全体の14%の76,503人、ついで中国からの62,582人(11%)、韓国からの58,847人(10.5%)、日本からの38,712人(7%)と続く。

日本に学ぶ中国留学生の方が、絶対数で、米国に学ぶ中国留学生より多いのは驚きだった。

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