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パンチ・ザ・クロック(前編)

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ミュージックライフ社とミュージックマガジン社が選ぶ1983年のBESTアルバムはエルビス・コステロ&ジ・アトラクションズの「パンチ・ザ・クロック」だった。商業的に成功したかは定かでなかったが、各専門家の書評は総じて好意的で、また当時チャールズ皇太子とダイアナ妃のそっくりさんが登場する「Everyday I write the book」のPVが話題になっていたこともあり、年明けにLPを購入した。
早速聞いてみると、これがなかなかポップな感じで、聞きやすい。1枚の中に起承転結があって、スーと入り込んでくる感じがした。
これにだまされて?、すっかりコステロファンになったのだが、その後立て続けにリリースされた「グッバイ・クルエル・ワールド」や、「キング・オブ・アメリカ」など、少し万人受けしないんじゃないかなあというものが次々リリースされたときには、正直戸惑ってしまった。
※この2枚のアルバムはいずれも先回りして買っていた大倉に借りた。買わなくてよかったと思った。
※エルビスコステロという名前自体、ポップ歌手をシニカルにとらえているようで、ポップな感じ自体がトラップだったのかとさえ思えてくるが「Shipbuilding」は名作かと。

その後のヒットアルバム「スパイク」もポップで、朝の情報番組のオープニングテーマだったとはいえ、ひねりのある感じで。惰性で購入はしていたものの「うむー」という感じだった。一度よい印象がついてしまうと、なかなか払拭するのは厳しいようで。

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Punch the Clock is an album released in 1983 by Elvis Costello and the Attractions. It was Costello's eighth album, his seventh with the Attractions since 1978. The album featured Costello's first U.S. Top 40 hit, "Everyday I Write the Book."
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Punch the Clock. (2010, April 12). In Wikipedia, The Free Encyclopedia. Retrieved 15:42, July 27, 2010, from http://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Punch_the_Clock&oldid=355506309

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