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コンバット・ロック(前編)

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1982年当時、岡山駅東口はまだ再開発されておらず、雑然とした状況で、週末にもなるとレコード屋の店員が歩道に座り込んでLPレコードが販売されてたりもした。

高校2年生の夏のテニス大会の帰りに偶然通りすがったのだが、最前列で売られているジャケットが目に飛び込んできた。表面はメンバー4人の写真。裏面はなぶり書きの歌詞タイトル群。事実上のクラッシュのラストアルバムである「コンバット・ロック」だった。

それまで、クラッシュについては雑誌で書評を読んだことがある程度で、一度も聞いたことはなく、あまり印象に残っていなかったのだが、妙に印象的なジャケットだったため、うっかりその場で衝動買いしてしまった。
そして、自宅に帰り、夕食後にステレオのターンテーブルに乗せた。

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『コンバット・ロック』は当初『ラット・パトロール・フロム・フォート・ブラッグ』というタイトルで2枚組アルバムとして計画されていた。しかしこの案はバンド内での議論により破棄された。最初のカットはミック・ジョーンズのプロデュースで制作されたが、他のメンバーはこの出来に不満で、プロデュースはグリン・ジョンズの手に委ねられた。この時点でアルバムが1枚組になることが決定した。オリジナルカットは後に流出し、海賊盤として出回った。ジャケット写真は、バンドの1982年の「ファー・イースト」ツアーの際に、バンコク近郊の砂漠を走る線路でペニー・スミスが撮ったものである。

コンバット・ロック. (2009, 12月 30). Wikipedia, . Retrieved 14:09, 6月 10, 2010 from http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF&oldid=29759777.

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