人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

セミナーあるある⑤ 聴き手はお釈迦様なり

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これまたずいぶん前の話だが、ある出版社主催のセミナーに参加したときのことです。

3人のスピーカーが1時間ずつ話すというスタイルの、シンポジウム的なものでした。

1人目も2人目も3人目も話の中で、

「ええと、皆様には、釈迦に説法かと思いますが」

という表現を使っていました。

これ、話す側の「Excuse」なわけですな。

自分の考えや想いを述べたいのだけれど、聴き手に「そんなこたぁ知っているよ」と思われたくない、失礼だ!と思わせたくない、という気持ちが、


「釈迦に説法かと思いますが」

という表現に見え隠れします。

何度も言われるとかえって気になります。

本当は、「釈迦」だなんて思っていないくせに。

とへそ曲がりに捉えたりして。

自分が伝える必要があると思って、それを講演で語っているのであれば、何度も「釈迦に説法ですが」と言わないほうがよいと思うのです。

もし、本当に「釈迦に説法」と思うのであれば、もうその内容は話さなけりゃよい。だって、全員知っていることなんですから。

言い訳じみた「釈迦に説法ですが」を聞くと、「なんだかなぁ」と落ち着かない気分になるのでした。

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ドンピシャなタイトルの本を見つけました。

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