自粛とは何もしていない罪の意識を隠すための口実なのかも
おはようございます。
曇り空の雨です。桜の木ではすっかり立派な新緑色の葉が勢いをつけています。
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昨日の【朝メール】ブログに様々なコメントをいただきました。ありがとうございます。
http://blogs.itmedia.co.jp/shiro/2011/04/post-89fb.html
A.K.さんという方よりの考察に「なるほど!」と思ったので引用させてもらいます。
以下引用==>
なぜ人は自粛をするのかを考えてみたのですが、自粛って「実は何もしていないのにあたかも何かをしたつもりになれる」システムなのではないでしょうか?
で、自粛をする人もそれに気づいていて、でもそれを認めたくないので、他人へも自粛を強要し、共犯者を増やしたいという心理になるのではと邪推したくなります。
<==以上引用終わり
実は何もせずにあたかも何かをした「つもり」になれるのが「自粛」というわけですか。それを強要する意識は共犯者を増やしたいと。なかなか鋭いと思いました。
震災を横目に何かしなければいけないという気持ちがある
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でも実際のところは何もしていない、行動を起こせていない
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罪の意識が発生する
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それを正当化したい (人は自分を正当化しなければ生きていけません)
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だから「自粛」という表現をする
↓
一人だと不安なので他の人を巻き込む
↓
これが「自粛を強要する」心理の根っこ
このような図式を見ると、なんたる消極的かつネガティブな社会的意識なのかということがわかりますね。改めて「自粛」ムードは一掃する必要があります。その重要性すら感じてきます。
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えりりょんさんという方からのコメントからも危ない現象を読み取れました。
以下引用==>
私の仲間、某超人気アニメイベントのダンサーで
全国各地のドームを回ることになってたのですが、
5月以降の会場全部、規模縮小でダンサーのみ仕事がなくなり茫然自失状態です。派手な演出は控えるという理由らしいですが、すごく変な話です。
<==以上引用終わり
おかしい話です。自粛という名の下の「コストカット」が横行していませんか?
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会社としては今回の4月のボーナスは少し多めに盛ることにしました。是非それを積極的に使って社会を、経済を活性化させてください!
「震災特別休暇」を利用してそれぞれ宮城と岩手に出向いた二人は立派だと思います。
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