オルタナティブ・ブログ > インフラコモンズ今泉の多方面ブログ >

株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

Instagramリール動画の作り方(1)- 簡単な作り方で意外と良い効果

»

Hoshino's Anime Beauty Shop / 星野アニメ美人画販売所のビジネスを本格展開するにあたって、やれることはすべてやっていこうという方針です。
短尺動画も静止画に比較すれば、より広い範囲にリーチできるので、色んな時に色んなやり方で作ってきました。


インスタグラムのリールは最大90秒のショート動画。縦長です


リーチとはInstagramが視聴件数をカウントする単位で、それだけ多くのアカウントに届いたよという意味です。インプレッションはその画像/動画を見た/表示させた数であるのに対し、リーチはアカウント単位で捉える指標です。
Instagramをマーケティングで使う場合にはまずリーチを増やす分別をします。リーチが増えれば、いいねが増え、ひいてはフォロワーも増えるというメカニズムがあります。


Instagramでは短尺動画をリール(reels)ないしリール動画と言っています。リールが登場した時期に背景を解説した記事を読みましたが、TikTokがものすごい勢いで伸びてきていたので、それに対抗するために備えた機能だということでした。
リールは最大90秒の短尺動画です。


動画編集ソフトAdobe Premiereでショート動画を作ると時間がかかる


インフルエンサー的なルックスを持っていて、スマホで自撮りした動画をちょっと編集すればリールにできるような方は別として、普通は、動画素材をどこからか調達して、それを編集して、最大90秒のリールに仕立て、それをInstagramにアップロードしなければなりません


普通の発想ではAdobe Premiereのような動画編集ソフトで動画素材を編集し、音をつけて、MP4などのフォーマットでレンダリング→出力し、それをInstagramに上げるということを考えます。
私も最初はそのように考えて、えっちらおっちら時間をかけて動画を編集し、Instagramに上げていました。
その時期に作った動画が以下です。

2023年8月21日に上げたHoshino's Anime Beauty Shopの開業前、ティーザー動画
スクリーンショット 2023-10-30 11.53.15.pngおかげさまで
リーチしたアカウント184
再生数197
いいね53
といい成果が出ました。私が運営するInstagramアカウントでは、静止画で、多い場合は200以上のいいねが付きます。それと比較すると見劣りしますが、動画はいいね件数が少なくても、より広い範囲にリーチするので、ありがたいと思っています。

この動画は、Midjourneyで生成した日本人の美人の画像を売るよということを告知するために作ったもの。Premiereで1日ぐらいかけて作りました。

今では最短で5分ぐらいで作れるようになりました。

静止画素材さえちゃんと選べば、インスタの編集機能/TikTokの編集機能で十分に良い動画が作れる


InstagramでもTikTokでも、上げる動画は、難しく考えれば考えるだけ、手間暇がかかって、1本の作成に多くの時間が必要になります。


現在では、そんなに難しく考える必要はなく、Adobe Premiereも使わずに、Instagramが持っているリール動画編集機能、あるいはTikTokが持っている短尺動画編集機能を使って、ちゃっちゃ作れば、準備からアップロードまで10分ぐらいもあれば十分ということが理解できてきました

そのようにしてちゃっちゃ作ったリール動画の見本が以下にあります。私のアカウントです。(時間をかけてPremiereで作った動画も一部あります)

星野アニメ美人画販売所のリール動画セクション

また、ちゃっちゃ作ったTikTok動画の見本が以下にあります。これも私のアカウント。

星野アニメ美人画販売所のTikTok動画リスト

ポイントは動画の素材です。ここに、画像生成AIであるMidjourneyの威力が活かされます。


[Instagramのリール動画の簡単な作り方]


1. Midjourneyで生成したかっちょいい静止画を何枚かセレクトして、メール添付で自分のスマホに送り、スマホの画像保存フォルダに全部の画像を保存します。これがかっちょいいリールの動画素材になります。
2. リール動画はスマホで作らなければなりません。スマホでInstagramのリール動画作成ボタン "+" を押します。動画素材の画像の1枚を選び、リール動画作成手順に沿って作成します。(リール動画作成手順については こちらなどを参照

3. 静止画1枚では5秒の動画しか作成できません。90秒の最長の動画を作成するには18枚の静止画を用意する必要があります。まあ、30秒程度の動画なら「動画を見た!感」があるので、6枚ぐらいあればいいでしょう。15秒で済ませるなら3枚の静止画です
4. 最初の静止画が元となった5秒の動画に、次の静止画、その次の静止画と足して、動画の尺を長くして行きます。良さそうな尺になったら、音楽を追加し、コピーライティング的なコピーを追加し、さらにエフェクトを乗っけるなどして、動画を完成させます。
5. リールの作成はとにかく慣れです。何度もやっていると、色んな機能や音楽の乗せ方がわかってきます。
6. 慣れれば、動画素材用の静止画のセレクトから完成したリールのアップロードまで10分ぐらいでできるようになります
7. 同じことをAdobe Premiereで行うと...。たぶん30分ぐらいかかります。

リール動画/TikTok動画の静止画素材は星野アニメがオススメ。1枚100円から


では、この静止画の素材はどうやって入手すればいいのか?
MidjourneyStable Diffusionを使い慣れている人なら、どちらかを使って、かっちょいい静止画を何枚か用意すればいい訳です。
使い慣れていない人は...。Hoshino's Anime Beauty Shop / 星野アニメ美人画販売所で、1枚100円で売っている静止画を何枚かセレクトして、リール作成にトライすると良いでしょう。

2023年11月現在、ショップは完全に日本語対応になりました。


静止画でちゃっちゃ作った動画がそこそこのパフォーマンス


そのようにしてちゃっちゃ作成したリールの見本がリンク先です

スクリーンショット 2023-10-30 11.58.43.png
金曜日の夕方に上げるべく、楽曲はピチカートファイヴの東京は夜の7時に決めて、それに合った二次元アニメ系の画像数枚をセレクトし、スマホに送って、ちゃっちゃと作成しました(東京は夜の7時が著作権の関係で日本以外では再生されない...などというめんどくさいことは考えずに選曲した)。
ビールを飲みながら金曜の夕方に軽い気持ちで作って、ちゃっちゃアップしたこのリールが意外と好評で、
リーチしたアカウント172アカウント
再生数180
いいね37いいね
という結果になりました。
以下はこの動画の中で使った静止画の1枚。ニューヨークのレストランで彼氏と食事をしているファッショナブルな女性という設定。ハッピー設定です。

daisukenagoya_2D_anime_like_highly_detailed_photo_shot_A_world__02d69743-edb6-4fe6-a9c0-77cb3d8dfe27.png

長くなったので、2本に分けます。

Comment(0)