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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

Googleはアップされる静止画の中身も動画の中身も、ユニークかどうかをチェックしている。SEOの話

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オルタナアイキャッチ.png

星野アニメビジネス研究所/Hoshino's Anime Beauty Shop というブランドネームを浸透させるために、SEO的に意味があると思われる施策を、考えつく限り、試してきました。

幸い、Midjourney(商業品質の画像も生成可能)で生成される2Dアニメ/3Dアニメの美人画(若くてカワイイ女性と成熟した美しい女性の画像)は沢山あるため、ネタ(画像)に事欠くことはなく、色々なSNSで、ネタを変えながら、SEO的に意味がありそうな施策を試行することができます。

GoogleはSNSやウェブショップに上げられる画像がユニークかどうか見ている

以下は「星野アニメ美人画販売所」でGoogle検索した結果の"画像"の表示です。これまで試行してきた施策の結果が表示されています。

Google検索結果表示-画像.png

使っているSNS(ブログ含む)は、InstagramFacebookページTikTokPinterestTwitternoteこのオルタナティブブログ、そしてウェブショップ本体の商品ページおよび告知ブログです。また、私の法人のサイトはWordPressで運用していますが、そこに書いた内容もGoogleが拾うようになっています。

さらに、非常に興味深いことにShopifyで運用している個別の商品画像のページには、Googleのボットが来るようになり、ユニークな(英語の"唯一の"という意味)内容のテキストを拾ってくれて、検索結果(画像)に表示してくれています。

特に、このスーパー・フォトリアルなドイツ人ファッションモデルの画像のページを個別具体的に拾ってくれています。こここは実は、実験的に、ユニークな商品説明をできるだけ詳しく書いてやろう。Googleさんが拾ってくれるかも知れないから、と、頑張って書いたテキストが添えられたページです。他のコピペ主体の商品説明を添えたページとは内容が全然異なります。これをGoogleが高評価したのですね。うむむと思わせます。

従って、Shopify上の個別の商品を紹介するページも、Googleから見ればSNSであり、内容がユニークであれば検索結果表示に乗せると言うことができると思います。

商品を売りたければ、同一内容の広告を多頻度露出させれば良いというものではない。SEO的には

上のGoogle検索結果表示-画像からわかったことを記します。

第一に、Googleはネットにアップされる画像がユニークであるかどうかを識別している。2つ以上同じ画像がアップされた場合、それはスパムとみなされるなどして、Googleの検索結果表示-画像には表示されなくなる。

なぜわかるか?過去に同一のアニメ美人画を複数のSNSでガンガン紹介した投稿が一切検索に引っかからないこと。またリンク先をクリックしていくと、個別の画像をネットに上げた際の元画像の解像度(縦のピクセルと横のピクセル)がしっかりと表示されていることから、画像をユニークなものとして認識していることが推察される。

第二に、画像に添えられたテキストの内容も見ている。画像が異なっても、テキスト内容が同一であれば、コピペと判断し、一種のスパム扱いとなり、検索結果表示は出てこない。このため、SEO的に意味があると考えて、同じ内容のハッシュタグを異なるSNSで使い回すことは全く意味がないということになる。

個別具体的な商品を売りたければ、個別具体的な画像(アイキャッチ画像等)を使った、個別具体的な説明文をできるだけ意味のある内容で、詳細に書いた商品ページを作れば良いということに

ネットに上げられる動画はユニークでなければ検索に引っかからない

静止画/画像の先にある動画はどうか?Googleさんは、動画の内容も、ユニークかどうか識別しているのかどうか?

答えは「動画の内容もチェックして、それがユニークであるかどうか識別している」です。なので、インスタのリール動画に上げたものを、より多くの人の目に触れさせようとして、TikTok動画に上げる行為は、Googleでサーチャブルになるかどうかという観点では、意味がないということになります。

また、体感的にですが、TikTokの方も、いったんInstagramのリール動画に上げられた画像を手元にダウンロードして、TikTokで流用する形の動画を"嫌って"、再生回数が上がらないように=フィードに表示させる頻度を少なくする等の処理を行っているんではないか?という感じがします。インスタはわかりません。

インスタやTikTokに限らず、色々なSNSなどに上がる動画の内容についてもそうでしょう。ですから、同じ内容の動画広告を2カ所以上で使い回すことは、Google SEO的には意味がないということになります。動画広告の中身も、常にユニークでなければならない訳です。(ユニークでなければ、商品名で検索された時にヒットしない動画広告になる)

これがなぜわかるかと言うと...。10月24日からインスタのリール動画、TikTok、Pinterestへの動画の投稿、インスタのストーリー、Facebookのストーリーとリール動画に、インスタのリール動画編集機能で作った動画やTikTokの動画編集機能で作った動画、また、Adobe Premiereでオリジナルに編集した動画を、星野のアニメ美人画の静止画で持って作って、あちらにアップし、こちらにアップしてきたのですが、結論から言うと、マルチポストした動画は一切、Googleの検索結果表示-動画のところに表示されないからです

投稿の数で言えば数十本に上ります。それらはGoogleボットが頻繁に来るSNSに上げたのですが、マルチポストの動画は全滅です。SEO的に、動画の使い回しも意味がないということになります。

フレッシュなアニメ美人画でフレッシュなリール動画広告やTikTok動画広告を作るのがオススメ

以上のことから、商業的な目的で、インスタのリール動画を活用する際、また、TikTok動画を活用する際には、その中身は、ユニークでなければならないと言うことができます。

例えば、素材となる静止画がフレッシュなものであるならば、それをベースにインスタのリール動画を作り(インスタでは静止画1枚から5秒の動画しか作れませんから、例えばTVCMの15秒で仕上げるのであれば画像が3枚必要)、インスタだけにアップするのは、Google検索結果に表示されることが目的なら「きわめて有効」ということになります。

リール動画の中身は商品名をテキストで表示させることが可能です。インスタの動画編集機能を使います。また、商品に関するSEO的に意味がある説明テキストは、リールのキャプションとして添えることができます。これが後々、Googleの検索でヒットするようになります。

同じことがTikTok動画でも言えます。TikTokの場合、動画編集機能を使うと、静止画1枚で15秒の動画が作成できます。リンク先がその例BTSのメンバーJung Kookの最新ヒット曲Standing Next To Youのかっちょいい楽曲を組み合わせて、星野アニメのかっちょいい女の子の静止画1枚から作ったTikTok動画です。

商品説明も添えられたアイキャッチ画像も動画広告も、ネット上にただ一つならGoogleが評価する

ブログで書いたテキストを、別な場所に、コピペして上げる行為は、SEO的に全く意味がない=Google検索結果表示に表示されなくなるという事実は、よく理解されていると思います。私も過去に経験しました。

しかし、静止画/画像の内容を、Googleさんがきちんと見ていて、同じ静止画/画像が2カ所以上にアップされると、それをスパム扱いして、検索結果に表示してくれなくなるという事実は、衝撃的です。私は、Midjourneyが生成してくれた画像をなるたけインターネットに拡散させて、それを販促にしようと考えていたのですから。

しかし、それを逆手に取ればいいのだということもわかりました。

上で記したここの商品紹介ページが良い例です。ユニークな画像に、ユニークな説明を添えて、ユニークな投稿としてウェブショップに上げるなら、それは、検索結果に表示される画像になります(添えられたテキスト内容が重要)。

 リピートです → 個別具体的な商品を売りたければ、個別具体的な画像(アイキャッチ画像等)を使った、個別具体的な説明文をできるだけ意味のある内容で、詳細に書いた商品ページを作れば良いということに

リール動画広告/TikTok動画広告の素材となるフレッシュなアニメ美人画が求められている

インスタのリール動画に商品名を入れて、キャプションに商品説明のテキストを入れて上げる、簡易な動画広告の場合も(フォロワーが少なくても、Googleが拾ってくれる動画&テキストになる。SEO的にはまったく意味がある)、その中身がユニークでなければ、意味がないということになります。動画だけでなく、添えられる商品説明コピーも、コピペでは、Google検索結果表示に表示されなくなるはずです。この間、ありとあらゆることを試してきたので、そのように確信しています。

TikTokを簡易な動画広告に使う場合にも同じことが言えます。

ユニークな静止画を使い、ユニークな動画として仕立てなければなりません。

このことから、ユニークな(英語の"唯一の"という意味)動画広告制作用の素材となる、ユニークな美しい女性たちの静止画が求められているということが言えそうですね。

広告の世界では昔から「3B」ということが言われますから、Beauty(美人画)に加えて、Beast(動物)、Baby(赤ちゃん)の静止画も、動画広告的には意味がありそうですね

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