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ソーシャルラーニングで学校いらず!?インターネット学習の現在とこれから

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今回はソーシャルラーニングについて、まとめてみました。
それと同時に、2011年に見かけた要チェックなソーシャルラーニングのサービス7つと今後の動向をまとめてみました。


注目のソーシャルラーニングサービス7選
1.動画で学べる、初心者向けプログラミング学習サイトドットインストール
Photo
CSS、HTMLやJavaScript、PHPなどのプログラミングが動画で学習できるソーシャルラーニングサイトです。CSSの基礎、HTMLの基礎、JavaScriptの基礎など基礎コースからPHPで作る「簡単掲示板」、JavaScriptで作る「あなたの誕生日診断」など基礎〜中級のレベルのものが多く、演習形式の動画もかなり多くあります。

プログラミングの学べるレベル的にはそんなに高くはないですが、無料でこれだけのコンテンツを配信しているのは面白いなと思います。今まで全くプログラミングを勉強してこなかった人でも、かなりハードルが低く楽しめるサイトです。ちょうど先日招待制から誰でも登録できるようになったようですので、ぜひどうぞ。


2.楽しく退屈せずにJavaScriptプログラミングを学べるCodecademy
Codeacademy
CodecademyはWeb上の対話的なプログラミングチュートリアルで、手取り足取り、JavaScriptの基礎を教えてくれます。
レッスンでは課題を達成するためのガイドが表示されて、たとえば「myNameという新しい変数を作りなさい」。コードを書いて、その場でそのコードが実行される。習ったことをその場で実践できることがこのサイトの最大の特徴です。とにかく楽しいんですよね。プログラミングって中々自分が何を作っているのかが見えにくいものなので、オススメです。


3.オンラインで数学を学ぶことができるTenMarks
Tenmarks

TenMarksはオンラインで数学を勉強することができるサービスです。海外メディアでも読者が選ぶ教育系サービス100選にもエントリーされており、今後も一般的になっていけば、数学に特化したONE AND ONLYのソーシャルラーニングサイトになるかもしれません。元理系の私としても、こういったサービスが受験生や小学校まで広く使われていってほしいなと思います。英語で数学を学ぶのはちょっとハードルが高いですけどね笑

まだまだ日本語対応などはありませんが、日本でも理系科目をソーシャルラーニングによって勉強していくという考え方がもっと広まってほしいなと思います。


4.無料のオンライン授業を展開しているSOPHIA
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ビジネスや言語学習といったものだけでなく、アカデミックな内容の社会科学や人文科学の科目など幅広い内容の授業を展開しています。今後それぞれのコンテンツがもっと充実していけば、大学で学べる簡易的な内容はSOPHIAでまかなえるようになるでしょうね。それくらい専門的な内容もある、今後が楽しみなサービスです。授業のページにはそれぞれQ&Aの項目があり、ここで誰でも質問をすることができ、回答することができます。こういった教えあうというのも、ソーシャルラーニングの強みですね。


5.持っているノウハウをシェアするSkillShare
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SkillShareは他のメンバーに対して授業やセミナーなどをオファーできるコミュニティサービスです。他のサービスとの最も大きな違いは、オンラインで登録を行った後は実際に会って授業を開くという、オンラインからオフラインへのつながりを作るサービスと言えます。日本でもセミナーの開催や出欠を取るためのサービスはありますが、授業を開き人を集めることを目的としたサービスは新しいなと驚きました。今後どういった発展の仕方をしていくのか楽しみですね。


6.誰でも参加できる一般参加の学習サイトUdemy
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Udemyは誰もがオンラインでクラスを提供したり受講できるというソーシャルラーニングサービスです。今年は300万ドルの資金調達に成功したことで話題になっていましたが、来年からもどんどんコンテンツが充実して伸びていくサービスだと思います。有料のものが多いですが、実際にスクールなどに行くよりはずっとリーズナブルです。お試しで受講してみるのも面白いかもしれません。


7.学習をグループゲームにできるOpenStudy
Openstudy
OpenStudyは複数人のグループで学習をするためのソーシャルラーニングサービスです。
Make the workld your study group
と言っているように、学習しながら数学や英語、科学や物理などなど様々な科目を学習していくことができます。途中で質問したいことがあればfacebookを利用して気軽に質問することができることが特徴的です。

ゲーミフィケーションが随所に取り入れられており、学習を楽しくするという狙いがこのサイトから感じられます。こういった"楽しさ"を追求した学習サービスはすごく共感できますし、どんどん学習するってことを楽しいものに変えていってほしいですね。


ソーシャルラーニングでできること3つ
そもそもソーシャルラーニングは既存の学習サイトと何が違うのかということですが、大きく3つあります。
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1.学習の効率化
例えば英語を勉強している時に、分からない単語があればインターネット上で検査してたいていのことが解決できたり、進捗状況の把握・確認がしやすかったりと紙と鉛筆だけの学習ではできなかったことができます。デバイスがあれば電車の中や家にいながら勉強できたりと、物理的な制約なしに効率化できます。
2.コミュニケーション機会の増加
インターネットを駆使して学習者動詞、学習者と教える側などのコミュニケーションが簡単にできます。一人でやっていると挫折してしまいそうなことも、誰かと一緒ならモチベーションも維持しやすいですよね。
3.時間的・金銭的無駄を減らす
インターネットによって物理的な時間、そして教師を雇ったり場所を提供するためにかかるコストを減らすことができます。これはそもそもインターネットの得意技ですね。

そして更にこれからのソーシャルラーニングサービスはiPadなどデバイスとのシナジーによって更に効率化して学習することができるようになってくると思います。これからは教育系サービスは「インターネット×教育」だけではなく、「インターネット×デバイス×教育」と、いかに最先端のデバイスを学びの場で活用できるかが更なるブレークスルーのポイントだと思います。誰でも、いつでも、どこででも学べる環境がある、それがソーシャルラーニングの最大の価値ですしね。


インターネットが変える、学習のあり方
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日本でも2011年に少しずつ現れてきていますが、まだまだ日本ではソーシャルラーニングという存在そのものがまだまだ認知されていないんだろうなと思います。上に挙げたサービスもほとんどは英語サイトですし、国内で広く使われているソーシャルラーニングのサービスというのはあまり耳にしませんしね。

かたや海外ではスタートアップの中でも新しいソーシャルラーニングのサイトがどんどん増えてきていますし、2012年はもっとインターネットを通じて学習するということが普通になってくると思いますし、アメリカだけではなく日本もそうなってほしいなと思います。


インターネットと教育のシナジー
そもそもインターネットは物理的な成約をなくしてあらゆる情報にアクセスすることができるものである以上、そこには教育とのシナジー(相乗効果)があっていいはずです。

インターネットから学ぶという学習スタイルはもっともっと浸透してもいいものだと思っています。そして上述したソーシャルラーニングサービスで特徴的だったのは、絵や動画を使った授業がかなり多いということです。言葉だけで説明されるのと、動画や図解があるのではやはり学習のしやすさは全然違ってきますよね。

最後に、ソーシャルラーニングについて面白いTEDの動画があったので紹介します。そしてここでもやはり動画や図解を駆使できることはITの最大の強みの1つだろうと言っています(字幕付きのものが見つからなかったので、英語音声のみです)

そしてオンラインだと今までのようなトップダウンのスタイルから脱却することができるようになります。もっと有機的な人と人のつながりによって学習することができるようになる、これこそがソーシャルラーニングと言えるでしょう。



今後もますます面白くなっていくであろうソーシャルラーニング、今後も動向を観察して情報発信していきたいと思います。


----------Profile----------

名前:Shin Sasaki
所属:国際基督教大学4年
   株式会社ビジョナリー・ファン マーケター
   ループス・コミュニケーションズ 学生インターン
Bio: 学生オルタナティブブロガーとしてIT×教育の情報をメインに発信中。ブロガーとしてマーケティングとTech系がメインのブログTechGeekと、英語学習ブログを運営中。

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