海外ソーシャルメディア事例を徹底的に調査し,マーケティング活用の秘訣を提案するブログ

Googleに衝撃か。FacebookがLikeボタンに基づく新検索アルゴリズムをテスト中

»
 

一昨日、Facebookが新たな検索アルゴリズムを実験中、とAll Facebook(元記事)が報じた。

具体的にはLikeに基づくページランクによる検索方式で、実際にFacebookの検索窓で試せるようだ。例えばappleと入力すると、最上部には当社岡村直人が最近投稿した「FacebookとApplrに不協和音!?」というブログ記事が表示され、その下に6名がこの記事をシェアしたと表示されている。

ここからも私の友人関係のLikeないしShareが、検索結果に影響を与えているであろうことが推測できる。

Facebook1

 
記事原文によると、All Facebookはこの検索結果を「友人のLike情報、および全世界のLike情報に基づいたもの」と推測したが、追記内でFacebookから「友人のLike情報を含んだ検索アルゴリズム」であるとの回答を得たようだ。

さらに記事原文では、このアルゴリズムはこの8月31日に特許取得されたFacebookのSocial Search Patent(元記事)に基づくものとしている。

いずれにしても、このFacebookソーシャル検索の特許取得とそれに基づく新アルゴリズムはGoogleにとってはダメージだろう。

現在、Googleのコアコンピタンスは独自検索アルゴリズムによる検索精度にあるが、それはオープンなリンク情報に基づいているものだ。そして、Facebookが独占所有しているLike情報は、Google検索精度を上回るパーソナライズされた検索技術をもたらす可能性が大きいからだ。

Facebook発表値によるとすでにオープングラフ連携サイトは100万を超えている。またFacebook Developer Networkを運営するEthan Beard氏によると、Likeボタンは毎日30億回クリックされている。つまり5億人のユーザーが一日平均6回発信している貴重なLike情報を、一企業であるFacebookが独占していることになる。

Facebook最新統計。MAU5億人,オープングラフ連係100万サイト (7/24) 
FacebookのLikeボタンは毎日30億回プッシュされている! (7/8) 

ソーシャルグラフが検索、広告、コマースというインターネット三大ビジネスいずれにも大きな影響を及ぼすことは間違いない。そして、それを独占した企業こそ次世代覇者になるであろうことは過去の記事でも記しているので参考にしてほしい。

「ソーシャルグラフ」ってなんだろう? (6/21) 

今後は、Facebookの友人Likeボタンをいかに獲得するかというSMO(Facebook等のソーシャルメディア最適化)が、従来のSEOと同等ないしそれ以上に重要になる時代がくる可能性が高く、その周辺産業にも大きな影響がおよぶことが予想される。

なお、Facebookは同時にTwitterのフォロー(ただし友人限定)にあたるSubscribe機能を実験しているようだ。こちらに関してはTechCrunchの記事をどうぞ。

Facebook、「購読」をテスト中。これはFacebook版「フォロー」なのか  (TechCrunch)



Bookmark and Share

記事裏話やイベント、講演スライドDL、バイラルムービー集など、Facebookファンページは こちら

 


【Facebook関連】
Facebookは日本に普及するだろうか? (9/2) 
FacebookがローカルSNSを逆転する時 (8/2) 
Facebookが新たなキラーコンテンツ,"Questions"を正式アナウンス (7/29) 
AmazonがFacebookと連動,ソーシャル・リコメンデシーションを開始 (7/28) 
Facebook最新統計。MAU5億人,オープングラフ連係100万サイト (7/24) 
米国でのFacebook浸透率はついに70%、全国民参加メディアへ驀進中 (7/14) 
FacebookのLikeボタンは毎日30億回プッシュされている! (7/8) 
世界のSNSマップ最新版。Facebookが131ヵ国中111ヶ国でトップ (6/15) 
Facebook2010年売上予測は1300億円,うちCredit効果は315億円か (6/3) 



斉藤Twitter,ご連絡などお気軽にどうぞ。 http://twitter.com/toru_saito
斉藤Facebook,友人申請はお気軽にどうぞ。 http://facebook.com/toru.saito

Facebookファンページ In the looop はこちら http://facebook.com/inthelooop
最新の筆者著書です。 『Twitterマーケティング 消費者との絆が深まるつぶやきのルール』

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する