ログインID戦争ではFacebookが46%と圧勝,続いてGoogle,Twitter
ソーシャルオプティマイズを専業とする米国企業gigyaから,彼らが関与した案件におけるログインIDのシェアが発表された。統計母数などは公開されていない。
ちなみにログインIDシェアとは,次のような選択の中からどのIDが選択されるかということだ。
ではまず全サイトにおけるシェアは次の通り。Facebookが圧倒的で46%,Googleが17%,Twitterが14%,Yahoo13%と続いており,これら4強で80%を占めていることがわかる。
さらに分野別で見ると,エンタテインメントで52%,B2Bサイトで37%とFacebookが強いが,ニュースサイトのみTwitterが45%と他を圧倒しているのが興味深い。ツイートにおけるニュース情報のシェアの高さと関係しているのだろう。
なお,ID情報をユーザーが入力すると,サイトはさまざまな個人情報にアクセスすることができるが,下記はそのアクセス可能データの一覧だ。
ログインIDを制するものがソーシャルグラフを制することになるため,この戦いは非常にホットなものだ。詳しくは次記事を参考にされたい。
・ 「ソーシャルグラフ」ってなんだろう? - その意味やビジネス価値,争奪戦まで総まとめ (6/21)
【国内外SNS関連】
・ アジアのソーシャルメディアが熱い。中国,韓国,インドの最新トレンドは? (7/2)
・ 日本の最新トレンド - ブログとツイッター普及は世界トップ,Facebookも3%超 (7/2)
・ 世界のSNSマップ最新版。Facebookが131ヵ国中111ヶ国でトップ (6/15)
・ 【2010年5月最新版】直近決算発表に基づくmixi,GREE,モバゲーの業績比較 (5/19)
・ Yahooとモバゲーの強者連合,そのインパクトと背景にある競争戦略を読む(4/30)
・ Google1650円,Facebook280円,GREE1985円 ~ メガサイトは訪問者あたりいくら稼く?(3/19)
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