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色は日常に当たり前のように存在しています。そして、意識するしないにかかわらず、私たちは色の影響を受けているのです。カラーマーケティングといっても、色の使われ方は多様で、パッケージや商品の色だけに限らず、販売促進、そして企業や人のイメージ戦略、また、商業施設や病院、美容院など様々な環境での色彩計画、そしてセラピーなど、様々な分野に及びます。ここでは様々な角度から事例を紹介し、色を付加価値として取り入れていく方法をお話ししたいと思います。

ちまたで大人気の「着る毛布」

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皆様こんにちは。
カラーコンサルタントRosaの山田美帆です。

寒くなりましたね。
皆様はお身体の調子はいかがですか?
私はずっと風邪っぴきでなかなか治らなくて困っています。誰?年のせいなんて言うのは(笑)

ところで私のような風邪っぴきの強い味方でもある「着る毛布」が、今ちまたで流行しています。もともとはアメリカで人気爆発した「スナギー」がきっかけとなりましたが、日本でもこのスナギー以外に、多くの「着る毛布」が発売されています。
ただ単に、毛布に袖をつけただけのものですが、これが結構重宝するのです。

スナギーのCMでは「手が自由に動かせるので、電話や読書をはじめ、屋外でのスポーツ観戦やバーベキューでもあったかい恰好で行うことができる」を売りにしています。先日のアメリカのドラマにも登場していましたし、「スナギーを着て飲み歩きをするイベント」まであるそうです。そういうところがアメリカらしいですよね。「スナギー」という名前は「抱き寄せる=Snuggle」からきているようです。

生地はフリース素材で軽く、これを着たままパソコンを売ったりちょっとした家事まででき、しかも肌触りもとても気持ちいいのです。かなり長いので足元まですっぽり覆うことができ、このままソファーに横になることもできます。フリース素材なので簡単に洗え乾きも早いのです。

形はバスローブを前後逆にしたような感じで、背中で交差するか、もしくはボタンで止めるものも多いようです。首元もあたたかいのでネックウォーマーもいりません。暖房代の節約にもなるし、掛け布団の下にこれを着たまま寝るのも寝冷え防止にいいのではないかと思います。
ただ着ている姿はちょっとまぬけっぽいかも!?また長いので歩行の際は気をつけないと転びます(笑)


毛布に袖をつけただけなのに、こんなに便利なものに生まれ変わる。ちょっとした発想の素晴らしさですね!

 

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