日本IBM様主催、SOAパートナー・コミュニティーで講演 (@天城ホームステッド)
日本IBM様は、伊豆に天城ホームステッドというエグゼクティブ向けの研修施設を持っておられます。
12月6日から7日にかけて、この天城ホームステッドにて、日本IBMソフトウェア事業部様の主催でSOAパートナー・コミュニティー (SPC)の理事会が行われ、2時間の講演とワークショップを行いました。
SOAパートナー・コミュニティー (SPC)とは、SOA(サービス指向アーキテクチャー。詳しくは→リンク)という技術を活用したITソリューションの活用・普及を目的に、日本IBM様が2009年に設立したコミュニティです。
現在の会員企業数は89社。天城での理事会は今回で6回目だそうです。
技術の波が激しいIT業界で、このように継続しているのは素晴らしいですね。
天城ホームステッドは、JR伊東駅から車で40分ほど山奥に入った場所にあります。途中の山道で、野生の鹿に遭遇することもよくあります。
ちなみに天城ホームステッドの入り口はこんな感じ。
実は、私が天城で講演するのは、今年で3回目です。
1回目は日本IBMを退職する直前の6月末で、ある大手電機会社様IT部門の天城研修会。この時は日本IBM社員の立場で、業務の一環として講演しました。
2回目は独立後の10月、日本オフィスシステム様のパートナー会。(その時の様子→リンク)
3回目が今回のセミナー。
IBM退職後に、このようにお声がけをいただけるのは、有り難いことですね。
講演とワークショップは下記構成でした。
講演タイトル:改めて顧客中心主義について考えよう
・顧客中心主義の戦略思考 (講演40分)
・私たちの価値は何か? (ワークショップ60分)
・仮説思考と実行力 (講演20分)
今回の参加は、SOAパートナー・コミュニティー・メンバー企業様の19社26名様。
ワークショップでは5チームに分かれ、各チームで担当しているSOAソリューションの価値について議論、発表をいただきました。
普段のワークショップでは、時間の制約上、発表は1チームに限っています。
しかし今回はせっかくのSPC理事会であり、各社様の取り組みを共有するよい機会でもあります。そこでIBM様の強いご希望もあって、5チーム全てに発表いただきました。
発表と私からのコメントを含めて、1チーム5分間という短い時間でしたが、濃い時間をご一緒できたと思います。
翌朝。天城ホームステッドの真正面に、富士がきれいに見えます。
ちなみに天城ホームステッドの宿泊棟はこのような感じ。まさに一流ホテルのホスピタリティを持ったサービスを提供しておられます。
12月7日(土)の朝、天城を出発して家路につきました。
日本IBM様をはじめ、参加された各社様と色々とお話しをさせていただき、私自身も大変勉強になりました。ありがとうございました。