昨日、出版記念ダブル講演を行いました
先日ご案内しましたように、昨日2013/8/25(日)、中経出版の講演会「グローバル時代を生き抜くスキル」で、講演を行いました。
同じ元日本IBM社員で、IBM・コンサルティング事業の人材育成責任者だった清水久三子さんとのダブル講演でした。
考えてみると、私はIBM・ソフトウェア事業の人材育成責任者だったので不思議なご縁です。
私は前半の2時間、「改めて顧客中心主義について考えよう」と題して講演とワークショップを担当させていただきました。
講演の後に行ったワークショップの様子です。
グループを代表して発表されている方が自社のバリュープロポジションの内容を話されているのを、私がホワイトボードに書きとめているところです。
このワークショップでは、最初にバリュープロポジション(=お客様が自社商品を買う理由)を定義する際に陥り勝ちな5つの罠について、チェックリストで具体的に私からお話ししています。
その上で、皆様にグループワークに入っていただいています。
今回はグループ・ディスカッション20分と限られた時間内の「プチワークショップ」だったこともあり、「どのようにバリュープロポジションを考えればよいか」という疑似体験をしていただく形になりました。
実際の研修でのワークショップでは、数時間かけてみっちり議論し、さらに発表と質疑応答を繰り返して時間をかけると、バリュープロポジションについてより有意義な議論ができるようになります。
さらに同じ会社の方々が議論すれば、それを今後戦略を考える際のベースにすることもできます。
今回は講演1時間15分、ワークショップ合計45分(20分のディスカッション含む)でしたが、実際にはワークショップ部分だけでも半日かけると、より成果があがります。
後半の2時間では、清水さんより、先日出版されたご著書「外資系コンサルタントのインパクト図解術」の内容を、ワークショップ込みでお話しされました。
私が知らない内容も多く、またプレゼンの方法、ワークショップの進め方など、とても勉強になりました。今後に役立てたいと思います。
お休みのところ、参加された皆様、ご講演された清水さん、会の運営をされた中経出版の皆様には感謝です。
なお、当セミナーは申込が多数のため、9月8日に追加開催が決まりました。
詳細はこちら。まだ若干名募集中だそうです。