いつもの講演+ワークショップを、初めて英語で行いました
昨日2013/8/23(金)、グローバルナレッジネットワーク様に、いつもの「改めて、顧客中心主義について考えよう」の講演+ワークショップを、初めて英語で実施しました。
こんな感じです。
グローバルナレッジネットワーク様は、研修サービスをアジア展開していたり、米国とやり取りしてグローバルの研修を日本の個別企業様向けにカスタマイズしておられます。
そのため、多くの外国人社員がおられます。
ちょうど1ヶ月前、同じグローバルナレッジネットワーク様に日本語で同テーマを講演させていただいた際、ある外国人社員の方と知り合いになり、「この講演内容を、外国人の同僚に聞かせたい」ということをお聞きしました。
私は、2ヶ月前まで日本IBM社員だった頃は、仕事で毎日英語を使っていたのですが、退職後は英語を使う機会がなくなってしまいました。
だから自分で意識的に英語を使う機会を作っていく必要があります。
ちょうどそのように考えていた時期でしたので、大変有り難い機会です。
「それでは英語の講演をしましょう」ということになりました。
ということで、2時間半分の講演資料とワークショップ資料(約100ページ)を全て英語に作り替え、さらに話す内容を全て英語に書き起こして、練習しました。
実際に英語で行ってみて、大きな学びがありました。
まず、いつもの講演とワークショップは、海外でも十分に価値があるということがわかりました。ロジカルに順序立てて、わかりやすく作っており、かつ興味が持続するように構成していることがよかったのだと思います。
一方で、正式に海外の方にサービスとして提供するためには、英語資料はちゃんとネイティブチェックをかけた方がいいということもわかりました。
それは英語の正確さだけでなく、文化的な違いも含めてのチェックです。日本人にとっては問題がない表現でも、ある国ではとても繊細な問題になることもある、とのご指摘をいただきました。
こればかりはやってみないとわかりません。ご指摘、本当に有り難いですね。
ワークショップの進め方やディスカッションの方法についても、貴重なヒントをいただきました。
プレゼンの様子も録画してみました。私はともすると、講演では早口で話す傾向があります。日本語の講演はだいぶ慣れてきてゆっくり話せるようになったのですが、英語での講演は慣れないためか、かなり早口になっていました。もっと場をこなして、慣れていく必要がありそうです。
ともあれ、実際に講演してみて、私自身とても勉強になりました。
貴重なお時間をいただいてご参加下さったグローバルナレッジネットワークの皆様には、深く感謝です。
これからも、英語での講演の場数を増やしていきたいと思います。