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「見える化すると困る人がいるから、やらない」という間違い

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なかなか問題が解決しない場合、「見える化」は一つの解決への方法です。

例えば、複数の組織で何かやっている場合、各組織毎に達成度を把握する。あるいは個人毎に達成指標を設定して、達成度を出す。

これをスコアカードのような形で定期的に改善状況を全体で共有していきます。

 

しかしこれをやろうとすると、「自分たちがちゃんとやっていないことが分かるので、止めて欲しい」という意見が出ることがあります。

でも、これって違うと思うのですよね。

そもそも「やっていない人や部門を責める」のが目的でなく、「やっていない部分を把握し、なぜやれていないのかを考え、必要な対策を講じる」のが目的なのですから。

 

「見える化」することで、見えてくることは色々とあると思います。

 

 

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