実は、ライフワークに使える時間は、業務時間に匹敵するという話
私は平日は会社員として通常の業務をしています。
その一方で、年2-3冊のペースで本を執筆し、毎日ブログを書き、勉強会を行ったり、仕事から離れた講演をしたりしています。さらに今年4月からは大学院で週末に講義を持たせていただく予定です。(これに先だち公開講座を2/21に予定。詳しくはこちら)
よく「仕事が忙しいのに、なんでそんなに出来るんですか?」と聞かれます。
実は、ライフワークのために使える時間は、発掘してみると意外とあるからなんですよね。
1年間は24時間x365日、つまり8,760時間あります。
これを細分化すると、
■会社の業務時間は、2,460時間。
....残業しなければ1,800-2,000時間ですが、やや多めに見積もっています。
■睡眠・食事・風呂などの生理的な時間は3,300時間。
(平日は睡眠6時間+食事・風呂で2時間、休日は睡眠8時間+食事・風呂で3時間)
■家族と過ごす時間は、人それぞれですが、1,000時間としましょう。
(平日は2時間、休日は4時間)
残りは2,000時間になります。平日は通勤時間+朝や夜の自由時間、休日は自由時間がこれに該当します。この時間は色々なところに分散して埋没しています。
この時間を、ボーッと過ごしたり、遊んだりするのも確かにいいかもしれません。しかし小まめに積み重ねると意外と色々なことができます。
私はこの時間を使ってブログを書いたり、講演の準備をしたり、本を執筆しています。
さらにこの2,000時間以外の時間、例えば家族との時間や、あるいは風呂や食事や寝ている最中にアイデアを思いつくこともあります。仕事からも学びが得られます。
このように考えると、会社員として本業を抱えていても、実はライフワークに使える時間は業務時間に匹敵するだけ持っていることが分かります。
実際に私自身の実感として、業務時間に匹敵する充実した濃い時間を、ライフワークで得ています。もちろん家族との時間も大切にしています。
さらにライフワークの時間で得た学びを、業務で活かして、より質の高い仕事を目指すことも出来ます。
せっかくの1度しかない人生。
色々と有意義なことにチャレンジすることは人生を豊かにしますし、それは社会にとってもよいことなのではないかと思います。