マイクロフォーサーズのオリンパスが、凄いことになっている件
「そろそろ自分もミラーレス一眼が欲しいなぁ」と思い始めてから、約1年です。
当初はSony NEX-7がいいと思っていて、そのうち富士フイルムのX-E1がいいなと思い、さらに色々と調べているうちに、最近はオリンパスのOM-D E-M5が素晴らしいことが分かってきました。
たとえば、以下の記事です。
「私がOM-D E-M5のレンズキットを買ったのは、とにかくその防滴性能がすべてでした」
雨の中で撮影でき、しかも洗えるのは凄いことですね。(但し対応レンズは1種類だけです)
内蔵式5軸手ぶれ補正も素晴らしいです。
また「マイクロフォーサーズはセンサーのサイズが小さいので画質はイマイチ」と思っていましたが、OM-D E-M5の画質はとても優秀で、APS-Cに勝っているケースもあります。→ソース ちなみにセンサーはソニーだそうです。→ソース
気になるレンズですが、マイクロフォーサーズなので、オリンパス以外に、パナソニックや、レンズ専業のコシナ・シグマなども選べます。個人的には以下のレンズが気になるところです。
LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0 ASPH/300 g
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6/155 g
M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0/130 g
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8/120 g
LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH/100 g
LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH/200 g
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8/116 g
M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8/305 g
LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH./210 g
マイクロフォーサーズの場合は、表記されている焦点距離を2倍すると35mmカメラと同等の焦点距離になります。例えば75mm/F1.8は、35mmカメラだと150mm/F1.8相当ということです。
実際に使うのはこのうち3-4本だと思いますが、改めて驚いたのは、その軽さ。
オリンパスは75mm/F1.8を除くとほぼ100gクラス。その75mm/F1.8でも300gです。35mmカメラの常識では150mm/F2のレンズは1Kgクラスです。
しかもネットに流れている多くの作例写真を見れば分かるように、M.ZUIKO DIGITAL単焦点レンズはどれも高性能です。
「軽さ」は、システムカメラでは重要な性能の一部です。「軽さ」まで考慮したシステムの総合力で考えると、知らない間にオリンパスは凄い実力を付けていることが改めて分かりました。
「軽さ」がどのくらい凄いか?
例えば私が撮影旅行に行く場合は、機材はいつもこんな感じです。
EOS 5D Mark II (900g)
EF17-40mm/F4L (475g)
EF 70-200mm/F4L(705g)
Tamron SP 28-75mm/F2.8 (510g)
かなり軽く仕上げたシステムではありますが、それでも総重量2,590gです。ノートブックPC2台分です。長時間行動するとかなり疲れてきますし、山登りなどだと厳しい状況です。
これがOM-D M-P5であれば、大口径高性能の単焦点レンズで揃えてもこんな感じです。
OM-D M-P5 (425g)
M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0 (130g) --24mm相当
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 (120g) --34mm相当
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 (116 g) --90mm相当
M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 (305g) --150mm相当
大口径単焦点レンズ中心にも関わらず総重量1,096g。重量6割減です。全部でMacBook Air 11インチ 1台分(1.1Kg)です。
当然マイクロフォーサーズと35mmフルサイズの違いはありますが、この重量の差は圧倒的であり、撮影行動範囲は拡がりますし、それは撮影できる写真にも大きな影響を与えます。
実は私が高校生の頃に初めて買った一眼レフカメラはオリンパスOM-1でした。大学1-2年の頃、OM-1にZUIKO 35mm/F2.8とTamron 90mm/F2.5という軽い組み合わせで、写真をサクサク撮っていました。→当時、19歳の頃に撮影した写真はこちら
このOM-1と比較しても、OM-D E-M5はボディもレンズも軽いのですよね。
嬉しい悩みが続きそうです。(単なる病気かもしれませんが -苦笑)