昔の映画を、今、見て思うこと
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30年程前に世界的にヒットした映画を、先日初めて見ました。
この映画は、ぴあの「もあテン」で何回も上位に選ばれた映画でした。知り合いからも見る前は「すごく怖いけど面白い映画で何度も見た」ということを聞いていました。
しかし実際に見た感想は、確かに面白かったのですが期待していたほどの感動はありませんでした。ただ、映画を見た後にWikipediaで解説を読み、その凝ったストーリーや世界観は大変面白く感じました。
実は1ヶ月前にも、同じ時代に製作された別の映画を見て同じ経験をしました。
両方とも米国で製作された映画でした。正直に申し上げて分かりにくく退屈な印象を受けてしまいました。
もしかしたら、かなり凝っていて、かつ万人に分かりやすい最近のハリウッド映画の作りに慣れてしまったせいでしょうか?
昔は、映画というものは分かりにくいものだったのかもしれませんね。
一方で、1960年代に製作された黒澤明監督の「用心棒」「椿三十郎」「7人の侍」「天国と地獄」等は今見てもワクワクします。これらの黒澤映画のシナリオ構成は、現代のハリウッド映画にも大きな影響を与えていることを改めて実感します。
また1980年代に製作された伊丹十三監督の「たんぽぽ」などは、凝ったオムニバス風のエピソードなどがとても楽しめました。
昔の映画を見直すと、色々な発見が得られると改めて思いました。
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